【プロ直伝!】餃子を焼くコツ&包むコツを伝授!変わり種餃子のレシピも紹介
プロの手で作られる餃子は、やはり一味違うもの。そんなプロの味が家で手軽に作れたら……と考えたことはありませんか?
家庭で「プロ顔負け」の餃子をつくるには、ちょっとしたコツが必要です。本記事では、プロ直伝の餃子を包むコツや、焼き方のコツ、変わり種の餃子レシピをご紹介していきます。
餃子をおいしく包む3つのコツ!
中からジュワッと溢れる肉汁がおいしい餃子ですが、包む際に皮が破れたり、具がはみ出てしまっては味にも見た目にも影響があります。
ここでは、すぐにでも実践できる、餃子をうまく包むためのコツを3つご紹介します。
皮は常温に戻しておく
市販の餃子の皮は生もののため、購入後は冷蔵庫で保管する必要があります。
しかし、冷蔵庫から取り出したばかりの状態では皮が冷えて硬くなり、包みにくくなってしまいます。
餃子をつくる時は、あらかじめ皮を冷蔵庫から取り出し、室温に戻して皮を柔らかくしておくと包みやすくなるでしょう。
素早く包む
冷蔵庫から取り出したばかりのひき肉は冷えていますが、室内に置いておくとどんどん温度が上がってしまいます。お肉の温度が上がると脂が溶け出し、焼くときにべちゃっとなってしまうことも。
お肉が室温で温まらないうちに素早く包むか、お肉と野菜を混ぜた後、餡を冷蔵庫で1時間ほど寝かすと良いでしょう。こうすることで、焼き上げる時に脂が溶け出し、ジューシーな仕上がりになります。
包み始めのほうに餡を多く入れる
餡の量の調整は、慣れるまでなかなか難しいものです。しかし、最初に包む側に多めに餡を入れることで包みやすくなります。
例えば、右側から包み始める場合は、餡を右側に偏らせて入れます。そのまま二つ折りにし、右側から波打たせるように閉じていきます。
はみ出そうな餡は反対側に寄せながら包んでいくと、綺麗に包むことができます。
餃子をおいしく焼くための4つのコツ!
餃子の焼き加減は焼きムラを防いだり、カリッとした食感をつくったりと、非常に大切な要素と言えるでしょう。ここでは、餃子をおいしく焼くための4つのコツをご紹介します。
餃子は間隔を空けて並べる
餃子をたくさんつくる時は、ついぎっしりと並べて焼いてしまいがちです。しかし、一度にたくさん焼きすぎるとフライパンの温度が下がりやすくなるため、焼き上がりにムラができるなど失敗の原因になります。
また、テフロン加工のフライパンの場合、油は引かないでOK。そのままフライパンの上に、餃子同士の隙間を空けて並べて焼くのがオススメです。
餃子を軽くフライパンに押し付ける
フライパンに餃子を並べる時は、餃子を軽くフライパンに押し付けると良いでしょう。こうすることで、底辺が平らになり、餃子全体に均等に熱が入ります。
また、綺麗な焼き目ができやすくなるため、カリッとおいしく仕上がるのも嬉しいポイントです。
水ではなく「お湯」で蒸す
蒸し焼きにする時に、水道の水をそのまま入れると餃子やフライパンの温度が下がってしまいます。水が沸くまでの間に、餃子の皮が水分を吸いすぎて、べちゃっとした焼き上がりになってしまうことも。
蒸し焼きにする時には水ではなくお湯を入れると、温度が下がらず一気に焼き上げることができます。また、最初から最後まで強火で素早く焼き上げることで、外はカリッと、中はジューシーな餃子になります。
最後に油を垂らして焼き上げる
お湯を入れた後は、蓋をして水分がなくなるまで強火で焼いていきます。水がなくなり、パチパチという音がしたら蓋を開け、蒸し焼きを終わりにします。
その後はごま油を回しかけ、さらに強火で1~2分火を入れることで、焼き目を付けます。こうすることで餃子ならではの香ばしい食感が生まれるのです。
いつもの餃子と一味違う!変わり種餃子のレシピ3選
おいしい焼き方をマスターしたら、次は少し変わったアレンジに挑戦できるのも餃子ならではの楽しみ方です。
ここでは、いつもの餃子にひと手間加えた「変わり種餃子レシピ」をご紹介していきます。
手軽にアクセントをプラス!しそ餃子
- 1.まずは餡をつくります。みじん切りにしたキャベツをボウルに入れ、塩を入れても見込んだら5分置きます。
- 2.長ネギをみじん切りにし、大葉は軸を切り落として縦半分に切ります。
- 3.別のボウルに豚ひき肉、ねぎ、水気を絞ったキャベツを入れ、酒、しょうゆ、おろししょうが、おろしにんにく、片栗粉、ごま油を入れ、よく練ります。
- 4.餃子の皮に半分に切った大葉をのせ、3.で作った餡をのせ、包みます。
- 5.フライパンを中火で熱し、④で包んだ餃子を並べ、底面に焼き色がつくまで2分ほど焼きます。その後、お湯を入れて蓋をし、強火で5分蒸し焼きにします。
- 6.水分が飛んだらごま油を回しかけ、焼き色がついたら完成です!
手軽に作れる!ツナと塩昆布のミニ餃子
- 1.ツナ缶の汁気を切り、ボウルに入れます。
- 2.1.のボウルにピザ用チーズと塩昆布、白いりごまを入れてスプーンなどで混ぜ、12等分にしておきます。
- 2.を餃子の皮の1/4スペースに乗せ、ふちに水をつけながら2回折りたたんで三角形の形をつくります。
- 4.全て包み終わったら、フライパンにごま油少量を入れて熱し、③をのせて中火で焼き色がつくまで焼きます。裏返したらお湯少量を加え、蓋をして2分ほど焼きます。
- 5.蓋を取り、再びごま油を少量を回しかけ、ひっくり返しながらこんがりと焼いたら完成です!
お弁当にもピッタリ!とろけるチーズトマト餃子
- 1.餃子の皮にとろけるチーズ、プチトマトをのせます。
- 2.餃子のふちに水溶き薄力粉をぬり、ひだを作りながら包みます。
- 3.フライパンにオリーブオイルを入れ、中火で熱します。油が温まったら2.を入れ、揚焼きにします。きつね色に揚がったら完成!
プロの味を手軽に楽しみたいなら「ちびすけ餃子」もおすすめ!
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プロのこだわりが詰まった製法の餃子を、家庭で気軽に楽しみたい方は、ぜひお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。
おうちで色々な餃子を楽しもう!
本記事では、自宅でおいしい餃子をつくるためのコツをご紹介しました。
餃子はアレンジが自由自在だからこそ、工夫次第でより「好みの焼き方、味」を探求できます。プロ直伝の焼き方・包み方のコツを参考に、変わり種餃子アレンジを自宅でも楽しんでみてはいかがでしょうか?
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